現在最も人気のあるゲーム機は「ニンテンドースイッチ」ですが、
2019年の出荷台数が25~30%減少する見通しであることが発表されています。
出荷台数を減らすということは、
スイッチに何かしら悪い都合があったと思ってしまいがちですが、
一体スイッチに何があったということでしょうか?
<1>,スイッチの販売が意外にも飽和状態に
任天堂によると、2019年度でのニンテンドースイッチの販売計画は2000万台とのことです。
しかし、2019年4月から1年間のスイッチの販売計画は上記よりも下がるのではないかと噂されています。
もっと言うと、予定していた販売計画よりも25~30%も低い「1400万~1500万台」に引き下げるそうです。
出荷台数を減らすと推測されている理由は、近年スイッチの需要は意外にも飽和状態に陥っており、
その状況から2018年後半から製造するための部品発注を引き下げているからだそうです。
昨年度となる2018年での販売計画は2400万台だったものの、実際には2000万台未満しか出荷されていませんでした。
ただ任天堂曰く、2019年3月31日(2018年の会計年度)の終わりまでは、
2000万台は売り上げているだろうと自信満々に言っているようですが・・・
<2>,ニンテンドースイッチの廉価版が登場か
販売台数が思ったよりも目標よりも下がっているからなのか、
任天堂は2019年内にスイッチの廉価版が発売されるという噂も出ております。
廉価版とは、普及の促進などの目的のために低価格化した商品のことであり、別名「低価格化」とも呼ばれております。
ただ、安くするだけではなく通常版にあった不人気もしくは不要な機能を削った「改訂版」としての扱いも有り得ます。
過去の任天堂のゲーム機でも、「廉価版」としてそのような「改訂版」を発売したものもあります。
任天堂ゲーム機の廉価版の過去事例は以下のとおりです。
・ゲームキューブーーーデジタルAV出力ポートを廃止
・Wiiーーーゲームキューブとの互換性を廃止(日本では未発売)
・ニンテンドー2DSーーー3DSから3D立体視機能を削除
つまり、任天堂ゲーム機における廉価版とは、「低価格で売るために作った新型」となる可能性が高いです。
それを踏まえて、ニンテンドースイッチの廉価版とは、
HD振動の削除やジョイコンの取り外しなどを不可にした携帯特化の安価なバージョンが発売される可能性もあります。
ただ、任天堂の古川俊太郎社長は当分の間、ニンテンドースイッチを値下げする予定ではないと公言しております。
そうなると、廉価版の登場はまだまだ先になりそうです。
2019年後半か来年以降になるのかどうかってところですね。