元祖ゲームセンター会社とも呼ばれていた「セガ」が、
ゲームセンター事業から完全撤退することが判明しました!
まさかのゲームセンターを撤退するとは
信じられないと感じている方も多いでしょう。
でも、本当に撤退してしまうのです。
セガがゲームセンター事業を撤退する背景を見ていきます。
<1>,株式がセガからGENDAへ譲渡される
アーケードゲームのレンタルを営む「GENDA」が、
ゲームセンターを運営する「旧セガ エンタテイメント」の全株式を取得しました。
元々、GENDAは2020年11月まで、
セガエンタテイメントの株式を85.1%取得しているので、
その時点でセガのゲームセンター事業を握っているのが
「GENDA」なのは、言うまでもありません。
今回、GENDAがセガからの株式を14.9%取得したことにより、
持ち株比率が100%となりました!
これにより、セガのゲームセンター事業の完全撤退につながったのです!
実際、ゲームセンターの店舗名「SEGA」が消えてしまい、
全店がGENDAが運営する「GiGO」に名称変更されるとのことです!
<2>,ネット上でもセガのゲーセンに対して暗いイメージ
ゲームセンターに「セガ」の名前が消えることにより、
ネット上ではセガに対する暗い印象があったようです。
暗い印象の例として、以下に記載しておきます。
・そういえばゲーセン行かなくなった。
・ゲーム会社がゲーセン事業に見切りをつけるってことは、それだけ未来が暗いってことか。
・最近のクレーンゲームもある程度の額を突っ込まないと取れない仕様になってるし、
なんか遊び心がなくなっているような気がする。
・ゲーセンも高齢者のたまり場みたいになってるところも多いし、
本気でゲームを遊べる場所ではなくなった。
以上、セガのゲームセンターに対する暗い印象は様々な表現があったことから、
その思いは相当強かったと受け入れざるを得ないでしょう。
<3>,ゲーセン離れの原因
全国のゲームセンターの店舗数の推移ですが、
1993年では8万7000店舗あったのが、
2018年では1万2000店舗にまで減少しました。
これは、25年で7万5000店舗が閉店したことになります。
ゲーセン離れの原因として考えられるのはこうです。
それは、ニンテンドースイッチやPS5などの家庭用ゲーム機の進化や、
スマホゲームの普及による手軽に遊べるようになったことで、
ゲームセンターへ行かなくなった人々が増えたのが原因でしょう。
ゲームセンターには、プリクラやクレーンゲームなど
家ではプレイできない魅力的な機器が設置されていますが、
最近では、それらのブームは鎮火しているように感じられます。
しかし、GENDAがセガ株式のゲームセンター事業を全て買い取ったことにより、
今後、ゲームセンターの再編を無事に活かせるのかが見どころです!