最初にこちらの写真を見て下さい!
こちらのゲーム機は何でしょうか?
「ニンテンドースイッチ」と思った方、間違いです!
見た目はニンテンドースイッチですが、
実際にはその偽物である「Nanica Switch(ナニカ スイッチ)」です!
早速、Nanica Switchの正体を掴んで行きましょう!
<1>,ニンテンドースイッチとNanica Switchの違いは?
偽物のゲーム機が登場して気になるのが、
ニンテンドースイッチとどこが違うのかですね!
ニンテンドースイッチとNanica Switchの写真を両方見てください。
(ニンテンドースイッチ)
(Nanica Switch)
2枚の画像と比較して違いに気づきましたでしょうか?
一番分かりやすい点で言うと、ニンテンドースイッチでは左右に
ぐるぐる回してキャラクターを操作する「アナログスティック」であるのに対し、
Nanica Switchでは左右に「十字キー」である点です!
現在のゲーム機は、操作しやすさから「アナログスティック」を採用していますが、
このご時世十字キーを使用するのはいささか怪しいと言わんばかりです。
見た目だけでは分かりませんが、他にも異なる点があります!
・本体の厚さが本物よりも厚い。
・ケーブル通してテレビ出力できるが、ドッグ機能が無い。
・モニター画面の面積が本物よりも狭い。
厚さはともかく、ドッグ機能が無いことやモニター画面の見づらさから
偽物は本物よりもイマイチなイメージがあります。
<2>,800種類もののタイトルが内蔵されている
Nanica Switchには、本体内に800種類もののタイトルが内蔵されています!
いわゆる「プリインストールソフト」と言われているものです!
800種類となれば、ミニファミコンやミニスーファミを上回る収録数なので、
プレイするには遊び甲斐があるように見えます。
しかしそのタイトルの実態は、違法コピーされた昔のゲームソフトです・・・
そのうちの1つである「パックマニア」のプレイしてる様子をご覧ください。
パックマニアをプレイしてる様子を見ると、何だか古臭い感じがします。
電源入れると、「アドベンチャー」「クラシック」「アクション」
「ファイティング」「パズル」「シューター」といった
6つのジャンル選択のアイコンが出ています。
そのジャンルから選んだ後、プレイしたいタイトルを選ぶ形式になっているようです。
<3>,コロンビアやグアテマラで目撃
「Nanica Switch」は、コロンビアやグアテマラの小売店を中心に、
中南米の地域で販売されているようです!
Nanica Switchの目撃は、SNSで公開されています!
This shameless ripoff famiclone is gonna disappoint a few kids this xmas pic.twitter.com/jBGEKU7NVD
— Calamity 🐱ri-Warui (@oleivarrudi) December 21, 2019
小売店で大体160ドル(17,500円程度)で販売されており、
本物のニンテンドースイッチよりも約15,000円も安いです。
ここまで来ると、さすがに触れたくも無いような・・・
現時点では、日本での目撃は一切ありませんが、
いつしか日本に渡ってしまうこともあるかもしれません。
ニンテンドースイッチを疑うというわけではありませんが、
ニンテンドースイッチを購入する際に、
偽物かどうかの判別をしてから考えて購入した方が良いでしょう!
元はといえば、偽物「Nanica Switch」を製造したのが悪いのですから・・・