ゲームクリエイターの中裕司容疑者は、
先日インサイダー取引容疑で逮捕されました。
ゲーム業界やファンの間では激震が走ったニュースです!
ショックを受けられた方も多いはずですが、
その非情なニュース内容を見ていきます。
<1>,中裕司容疑者はソニックの生み親
中裕司容疑者は元セガの社員であり、
「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」シリーズの生み親としても知られていました。
その後、セガから独立して、株式会社プロぺを設立しつつ、
2018年にスクウェア・エニックスに入社しました。
そのスクエニも退社した身分になりましたが、
その在籍中である2020年1月下旬にインサイダー取引を実施したわけです。
<2>,インサイダ―取引容疑の内容
中裕司容疑者はインサイダー取引容疑で逮捕されました。
容疑内容は、スクエニがiOS/Android「ドラゴンクエストタクト」を
「Aiming」社が共同開発することを事前に知り、
公表前に「Aiming」の株式を約1万株(約280万円)購入したとされています。
⇩iOS/Android「ドラゴンクエストタクト」
その共犯者として、元スクエニ社員の
佐崎泰介容疑者と鈴木文章容疑者も逮捕されました。
<3>,中裕司容疑者の言い訳
インサイダー取引容疑で逮捕された中裕司容疑者の
Twitterには逮捕されるにあたり、以下のツイートをしております。
自分自身への正当化を訴えるコメントですが、
正直なところ、私からすればきれいごとにしか思えません。
ゲームクリエイターも人生の大事な時間削って良いゲームを作っていると思うのですが、その見返りとして目の前にニンジンがぶら下がっている方が良いゲームが出来るのをSEGA分社化の時に見たので、同じような仕組みにしたかったんです。私の事でなく沢山の部下達とセガの為になんとかしたかったんですよ https://t.co/ls9Dz3MjSR
— Yuji Naka / 中 裕司 (@nakayuji) November 14, 2022
犯罪してる以上、やってはいけないことを理解して欲しいです。
<4>,スクエニからのコメント
今回のインサイダー取引が起こったことに対して、
スクエニ社から直接コメントが公開されています。
インサイダー取引の未然防止にむけて
もともと存在していた社内規程をさらに厳格化するとともに、
社内教育を、より一層徹底させ、全社を挙げて再発防止に取り組んで行きます。
これからの対処が大変だと思いますが、
犯罪を犯したのは一個人なので、スクエニ社もある意味被害者です。
犯罪を犯さない防止策を万全的に取り入れることが理想といえます!