セガサミーHD(ホールディングス)から大きなお知らせです。
それは、セガグループが所有する連結子会社「セガエンタテイメント」の株式を
遊技機器関連会社「GENDA(ジェンダ)」に譲渡することが分かりました。
これにより、セガサミーHDは、
ゲームセンター事業から撤退することになりました。
その理由とは、一体なんなのでしょうか?
<1>,ゲームセンター事業の撤退理由
セガサミーHDは、ゲームセンター運営以外にも
パチンコ店への機器販売やリゾートホテルの運営もしています。
(パチンコ店への機器販売)
(リゾートホテルの運営)
しかし、セガサミーHDが運営している事業は、
全て新型コロナウイルス影響により、決算が大幅なマイナスになりました。
そこで対策したのが、ゲームセンター運営事業から撤退で、
2020年内には運営事業から撤退するようです。
といっても、年内はあと2か月しか無いので、
早いうちに撤退されると考えた方が良いでしょう。
<2>,店舗の名称は存続する方針へ
セガサミーHDが、ゲームセンター事業から撤退されても、
「セガ」の名前の付くゲームセンター店舗は存続します!
今までゲームセンターで遊んでいた方にとっては、
撤退されても前と変わらず楽しく遊べるのは大いに嬉しいことですね!
ただ、運営方法が変わる点から、人気や利益が無い店舗は
次々と閉店されるリスクも大いに考えられます。
変わらず油断は出来ないということでしょう。
<3>,アーケードゲーム開発は縮小へ
ゲームセンター撤退により、
セガ関連のアーケードゲームの開発は縮小される方針になりそうです。
セガは元々アーケードゲームの開発に力をいれていただけに、
撤退となれば、消滅までとはいかなくても縮小されることは充分に考えられます。
アーケードゲームの開発自体は引き続き行うものの、
今後、その人員は家庭用ゲーム機事業などに
配置転換することを検討しているそうです。
<4>,新型コロナウイルスが大きな原因
元々、セガサミーHDのゲームセンター事業は、
数年前までは業績はそこそこだったものの
新型コロナウイルスの影響により、マイナスに転換してしまったようです。
他の事業となる「パチンコ店への機器販売」や「リゾートホテルの運営」も
新型コロナウイルスに影響されていました。
この現状ではさすがにダメだと感じたのでしょうか、
セガサミーHDは、真っ先にゲームセンター事業を撤退することに決めたそうです。
セガのゲームセンターは、全盛期と比べると徐々に衰退していますが、
新型コロナウイルスでトドメを刺した感じになってしまいました。
私も昔からよくセガのゲームセンターに行ってただけに、
このニュースはあまりにも悲しく感じました・・・
ゲームセンターがダメでも、家庭用ゲームやスマホゲームなどで
力を入れるなどの別の形で成功して頂きたいところです!