今年3月6日(日)、東映アニメーションへの不正アクセスが起こりました。
参照:東映アニメ不正アクセスにより「ダイの大冒険」や「プリキュア」などが放送延期
その調査による原因が判明した模様です!
不正アクセスの原因がついに明かされる時がきました!
果たして、その不正アクセスを起こした正体は・・・?
<1>,経緯
東映アニメーションの社員が業務上必要なソフトウェアを
外部ウェブサイトよりダウンロードしました。
すると、ランサムウェアの侵入の起点となるソフトウェアが、
同時にダウンロードされるよう外部ウェブサイトが改ざんされていました。
その後、第三者による不正アクセスだと判明しました!
<2>,対応および調査
第三者による不正アクセスを確認した後、
社内システムの一部を停止し、外部からのアクセスを制限するなどの対応を行いました。
また、関係機関への報告を行いつつ、外部のセキュリティ専門会社を交えて、
適宜必要な対策ならびに調査をしております。
<3>,影響
第三者による不正アクセスを受けたことにより、
社内サーバやパソコン端末の一部のデータがランサムウェアに感染し、
暗号化されてしまいました。
その結果、1か月間通常業務とアニメ製作の一部に遅延が生じてしまいました。
特に、アニメ製作による影響は大きかったようで、
「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」「デリシャスパーティ・プリキュア」
「ONE PIECE」「デジモンゴーストゲーム」の4作品が、
新作が延期になり、再放送で対応しておりました。
参照:東映アニメへの不正アクセスの影響 新作は延期で、当面は再放送で対応
<4>,情報漏えいについて
外部セキュリティ専門会社による調査の結果、
個人情報をはじめとする情報漏洩は無く、
お客様などの被害についての報告も受けておりません。
<5>,再発防止策
今後、社員に対するの情報セキュリティに関する知識向上に向けた教育と、
不正アクセスへの対応体制の強化などを行います。
<6>,私、タテキョーヤからの意見・感想
アニメの新作が製作出来ないといった
視聴者への影響が大きかったことを考えると、
不正アクセスの影響の大きさを改めて知る機会になりました。
しかし、情報漏えいは今のところ見つかっていないとのことで、
今後も一切無い状態であることを願うばかりです!
今回は、東映アニメーション側の落ち度は無いだと考えていますが、
外部からの影響がここまで大きいのは悔しい思いです。
今後、このようなトラブルが二度と起こらなければ良いに越したことはありません。