今世界的に問題になっていることで思い浮かぶのは、
ロシアによるウクライナの侵攻でしょう。
その影響で、世界的にも大手と言われているゲーム会社
「マイクロソフト(MS)」と「ソニー」と「任天堂」は、
3社揃ってロシアへのゲームの販売やサービス停止するとのことです!
販売停止やサービス停止するにあたり、
それぞれどのような背景が出てくるのでしょうか?
<1>,マイクロソフト(MS)
Xbox360関連のゲーム機を発売しているMSですが、
実は3社のうち最も早くロシアへの販売停止のアクションを起こした会社です。
3月4日に、新種ゲーム機「Xbox Series X」を含む
ロシアでの製品とサービスの新規販売を全て停止すると発表しました。
以下のプレリリースを出しました。
「世界の他の地域の人たちも感じているように、
私たちはウクライナ戦争から入ってくる映像やニュースに
恐怖や怒り、悲しみを覚え、
ロシアによるこの不当でいわれのない違法な侵略を非難しています」
ありのままに伝える姿にかなりの勇気があることが出ています。
<2>,ソニー
PSシリーズのゲーム機を販売しているソニーは、
3月10日にロシアへのゲーム機(PS5など)とソフトの販売停止、
オンラインサービス「プレイステーション ストア」の
ロシアでの運営停止を発表しました。
その他、3月4日に世界的に発売されていた
ソフト「グランツーリスモ7」の発売についても、
お見送りから停止へ切り換えました。
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、グローバルコミュニティーとともに、ウクライナにおける平和を願います。我々はロシアへのソフトウェアとハードウェアの出荷および同国での『グランツーリスモ7』の発売とPlayStation®Storeの運営をすべて停止いたしました。 https://t.co/CvKSztBV5k
— プレイステーション公式 (@PlayStation_jp) March 9, 2022
ソニーは公式Twitterでの発表でしたが、
ロシアでの販売・サービス停止理由については公表されていません。
<3>,任天堂
ニンテンドースイッチなどのゲーム機を発売している任天堂は、
ロシアでのゲーム機とソフトの出荷について停止を発表しました!
理由は、「物流混乱」と公表しているようですが、
はっきりとウクライナの侵攻とまでは公表されていません。
オンラインショップ(ニンテンドーeショップ)に関しても、
ロシアでの決済事業者が取引を止めたため、
ソフトの購入といったサービスが4日から利用できなくなっていました。
報道関係者には公表していましたが、
プレリリースやSNSでの発表は有りませんでした。
<4>,ウクライナ副首相がゲーム会社へ要請
実は、ウクライナのフョードロフ副首相が、
Twitterにて、ロシアなどでのネットサービス停止などを求める書簡を公開しました!
さらには、MSやソニーに対しては、
企業名を公表してまで、サービス停止の協力要請するほどでした。
You are definitely aware of what is happening in Ukraine right now. Russia declare war not for Ukraine but for all civilized world. If you support human values, you should live the Russian market! pic.twitter.com/tnQr13BsSv
— Mykhailo Fedorov (@FedorovMykhailo) March 2, 2022
ゲーム企業の間でも、かなり影響が出ています。
ウクライナ侵攻が無くなってほしいですが、正直長引くことが予想されます。
ロシア人の方々には申し訳ありませんが、
ゲームで楽しめるのもしばらくはお預け状態になりそうです。