任天堂は、自社の現行ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の外箱を
2022年8月生産分から2割小さくすることを公表しました!
上:縮小した外箱 下:従来の外箱
外箱を小さくするための目的とは、一体何なのでしょうか?
<1>,外箱を小さくするための目的
ニンテンドースイッチの外箱を小さくする目的として、
年末商戦向けの輸送効率を改善して供給量を増やすとのことです!
今年に入ってから、ニンテンドースイッチ製造するための部品の1つである
半導体の不足が深刻化しており、ニンテンドースイッチの作り貯めが難しい状態です。
そこで、従来の船便に加え、航空便の利用を増やして、
販売機会のロスや世界への供給量を増やす目的をはかどる作戦とのことです!
<2>,航空便が最適な理由
ニンテンドースイッチは中国などのアジアの地域で生産されており、
需要の高い欧米へよく輸送されています!
これまでは「船便」や「鉄道輸送」がメインでしたが、
今後は「航空便」の利用を増やす方向性であることも明らかになりました!
逆に「船便」は1~2か月と時間がかかり過ぎる、
「鉄道輸送」は普段はロシア経由で輸送しているものの、
現在はウクライナ侵攻が発生中のため
今後の輸送経路としては向いてないとのことでした。
「航空便」で生産から販売までのリードタイムを縮小させる作戦のようです!
<3>,今後の人気ゲームソフトの販売が影響
今後のソフトの発売として、
9月に「スプラトゥーン3」、11月に「ポケモン スカーレット・バイオレット」と
人気のゲームソフトが続々登場します!
⇩ 9月発売「スプラトゥーン3」
⇩ 11月発売「ポケモン スカーレット・バイオレット」
そうなると、ゲーム機本体の需要も高くなり、
売切れすることが許されない状態です!
そのため、任天堂は外箱縮小からの輸送効率を図る作戦へと踏み込んだようです!
最も、半導体不足が無ければ、
ゲーム機本体の生産ペースは落ちていなかったはずなので、
別の切り口で攻めることになったのでしょう!