ヤフーオークション(以下ヤフオク略)にて、
「スーパーファミコンSFC 本体 試作機」が出品されていました!
一見、スーパーファミコンとほとんど同じに見えますが、
一部デザインが異なる箇所も存在します!
スーパーファミコン試作機と呼ばれるハードの正体は!?
ヤフオクで1億円超え!
2024年5月12日(日)22時に終了しましたが、
「スーパーファミコン試作機」はヤフオクで出品されていました。
その入札価格はなんと1億1万1000円でした!
このように、超が付くほどの高価格なだけに、
入札されることはありませんでした。
しかし、製品版(スーパーファミコン)とは違ったデザインが、
レア感を推しているようにも見えますが・・・
製品版には無い試作機の特徴
試作機には製品版には無い特徴も見られます。
一番目に付くのが、電源ボタン(POWER)が赤色である点です。
電源入れるか入れないかだけなので、機能性に関しては製品版と一緒です。
それだけでは無く、ケーブルやソフトの差込口の形状も異なるそうです。
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側面には、ヘッドホン端子やボリューム調整機能も存在します!
ただ、これらの機能は製品化されるにあたり、
ボツになったものばかりなので、
製品版には無いという結果になりました!
ヘッドホンはテレビでも操作できるから消去したなど
試作するにあたって色々考えていたようです。
製品版の2年前から存在していた
スーパーファミコン試作機ですが、
製品版の発売日(1990年11月21日)よりも前に存在していました。
そこから2年前にあたる1988年11月21日でした。
1988年11月21日
初めて公開されたスーパーファミコン試作機発売時とはボタン色やコネクタが違います
またLRをEFボタンと呼び、ヘッドホン端子も搭載予定でした多彩なデモによる機能紹介
ドラゴンフライなるサンプルはパイロットウイングスの前身です#レトロコンシューマー愛好会 pic.twitter.com/L5O50qyJ88— K-Eba@プログラミング書籍の館 (@EndymionProgram) January 25, 2019
当時の雑誌にあたる
「ファミコン通信1989年9月1日号」にも掲載されていましたが、
試作機だけにボツになった箇所も映っていました。
今日はスーパーファミコンが発売33周年でしたね。
発売1年前にハードの外観が公開されていましたが
前面の接続ポートが多かったり
右サイド手前にも接続ポートがあったりと
細かい違いがありました。#任天堂 #スーパーファミコン #sfc #レトロゲーム(c)アスキー/ファミコン通信1989年9月1日号 pic.twitter.com/9zSpfXatXf
— よこやん29 (@yokoyaan29) November 20, 2023
そこから開発プロセスを経て、
製品版が出来上がったということになります!
ヤフオクで出品されていたとはいえ、
1億円超える高価格なので、
どちらにしても手を出せるゲーム機ではありませんね・・・