任天堂の現在のゲーム機であるWiiUが2016年11月の第1週で終了するとの報道がありました。
そもそも、WiiUは昨年からソフト販売本数が少なかったり、今年初めには本体が謎の生産止まりになったりと色んな場面で危うい部分が見られました。
参照:2016年のWiiUソフトの販売本数が少なすぎる!? 5月以降の情報が全くない
参照:WiiUが全体的に品薄状態に!? Amazonや楽天もほとんど売切れに!
参照:全国でWiiUの在庫状況がほぼ欠品状態に! 誰かWiiUを売ってあげて下さい!
それらの出来事は、まさかWiiUが終わってしまうのではという予兆でしたが、本当に終わってしまうとの報道が入りました。その実態とはどのようなものでしょうか?
<1>,「WiiUの生産終了」は複数から報道されている
WiiUが2016年11月の第1週で生産終了するという報道を最初にしたのは、海外の報道サイト「Eurogamer」です。
この報道によると、今週金曜日つまり2016年11月4日(金)に生産終了と記載されていることが分かりました。ということは、すでにもう終わっているということでしょうか? 思ったより早いですね。
Eurogamerも複数のソースから情報として確認しており、WiiUは任天堂の生産ラインから外れることも明記しているようです。
日経でも2016年春にWiiUの終了することを報道しており、「部品在庫は年内に無くなる可能性があり、それで本体の生産終了となる」という風に書かれていました。
Eurogamerの情報が正しければ、日経の未来予知は当たりということになります。
<2>,WiiU生産終了のきっかけは、ニンテンドースイッチか?
2016年10月下旬、任天堂の新しいゲーム機が発表されました。それは「ニンテンドースイッチ」です!
参照:ニンテンドーNXの正体 それは「ニンテンドースイッチ」!
参照:ニンテンドースイッチの発表会と体験会の日程が明らかに!
ニンテンドーNXの正体がやっと明らかになった現在、任天堂のゲーム機の中で、最も注目を浴びているのは「ニンテンドースイッチ」になりました!
任天堂ゲーム機の生産関係者たちもそれを察してなのか、思い切ってWiiU本体を生産終了させようと決意させたのでしょう。
そもそも、WiiUはWiiとのシステムがあまり変わらないせいか、登場当初からあまり評判がよろしくなかったようです
そして、以前からWiiUの衰退ぶりがこれまでにないほど大きくなっており、もうあきらめていたとも読み取れますね。
<3>,WiiUの販売台数が過去最低記録であることが判明!
WiiUの全世界の販売台数はどれだけになるのでしょうか? 過去の任天堂テレビゲーム機との販売台数と比べてみます。
ファミコン:6,178万台
スーパーファミコン:4,902万台
ニンテンドー64:3,293万台
ゲームキューブ:2,174万台
Wii:1億163万台
WiiU:1,336万台
なんということでしょう。過去で最も不評だったゲームキューブよりも低いのは驚きました。上記のWiiUの販売台数は2016年9月30日時点のものですが、最終生産分を含めても約1,400万台と考えています。
しかし、ここまでWiiUが売れなかった原因はいくつか考えらえられます。
・スマホゲームが繁栄されている一方、据え置きゲーム機の衰退
・前世代ゲーム機のWiiとの差別化を図ることができなかった
・今年初め、ナゾの生産凍結による店舗全体の売切れ続出
あくまでも私の主張なので正解か不正解かは別として、とりあえず上記の販売台数の比較からWiiUの不評は変わりありません。
任天堂はこの悔しさをバネに、次のニンテンドースイッチで売上に大きく貢献してほしいところです。