グレイモンなど一部のデジモンは「デジモンクロスウォーズ」でも登場しておりました。
原作である「デジモンアドベンチャー」と「クロスウォーズ」では、進化方法、世界観、そして出現デジモンですら異なるのに、
原作出身のグレイモン・メタルグレイモン・ベルゼブモン・サイバードラモンの4体はクロスウォーズ版にも登場しています。
しかし、その絵画や図鑑記述がかなり異なっております。一体どのような変化点があるのでしょうか?
<1>,グレイモン
(原作)
(クロスウォーズ版)
(相違点)
原作のグレイモンはお約束の橙色になったデジモンである一方、クロスウォーズ版ではウィルス種の青色に変化しております。
さらには、クロスウォーズ版の方が多彩な必殺技を持ち、大きな火炎放射を放つ「メガフレイム」に加えて、
360度どの方向の敵にも叩き込める「ブラスターテイル」と、接近にも後退にも有効な突撃技「ホーンストライク」と接近戦に有利な戦い方もします。
<2>,メタルグレイモン
(原作)
(クロスウォーズ版)
(相違点)
原作をわざとかけ離れた姿へと設定してるのでしょうか?
原作では体半分がサイボーグ化された姿である一方、クロスウォーズ版はメイルバードラモンの装甲に包まれた姿になり、何が何だかややこしい設定にしてるようです。
必殺技は「トライデントアーム」と「ギガデストロイヤー」で全く同じであるものの、
ギガデストロイヤーで放つ際の攻撃手段が、原作がミサイルであるのに対し、クロスウォーズ版では追尾レーザービームを照射させる方法に変わっています。
<3>,サイバードラモン
(原作)
(クロスウォーズ版)
(相違点)
原作では素手、クロスウォーズ版は武器の槍を使用しています。そのため必殺技も異なります。
原作では両腕から構成データを破壊する超振動波を出して、敵の周囲の空間ごと消し去ってしまう「イレイズクロー」を放ちます。
クロスウォーズ版では、回転する尾に乗って回りながら手にした槍で敵を切り裂く「サイバーブレーダー」や、
槍を軸に回転して尾で攻撃する「デスディバイダー」、胸から突然肋骨を伸ばして敵を串刺しにする「グラットンファング」など
愛用の槍を最大限に利用した必殺技を得意とします。
<4>,ベルゼブモン
(原作)
(クロスウォーズ版)
(相違点)
後ろに大きな黒い翼が生えており、右腕にはブラスターなどの巨大な銃と一体化してる点については同じといえます。
しかし、必殺技については原作とクロスウォーズ版ではかなり異なります。
原作では、右腕のブラスターから破壊の波動を放つ「デススリンガー」と、前方に魔方陣を描き、その中心に向かって破壊の波動を放つ「カオスフレア」を発動させます。
クロスウォーズ版では、右腕の巨大な銃「ベレンヘーナSDX」から放たれる「デス・ザ・キャノン」と、
相手の願いを叶える代わりに金縛りにしてしまう「ダークネスクロウ」を仕掛けてきます。
原作ではパワー重視で、クロスウォーズ版では早撃ちを強調している点にもご注目下さい。
以上、グレイモン・メタルグレイモン・サイバードラモン・ベルゼブモンの4体の原作とクロスウォーズ版との違いについて語りました。
名前が同じでも、容姿や能力がかなり違ってることには驚きました。私もデジモンに興味がありますが、もう少し勉強していった方が良いですね。