インドでのオンラインゲーム市場はかなり盛んであり、
2028年までに年間60億ドルに達すると予測されています!
これは世界で最も急成長していると物語っています!
プレーヤーは5億6千万人を超えるほどなのでかなり盛んなのが窺えます!
それだけではなく、そのうちの4割は女性と
オールマイティーさも物語っています!
一方でオンラインゲームが原因でゲーム依存が発生し、
それを招く殺人事件が発生しているのも事実です!
その背景を探ってみましょう。
ゲーム依存症による殺人事例
事例①
2024年8月、インドの16歳少年が、
オンラインゲームで失った2000ドル(約30万円)を祖母に要求しました。
しかし、祖母はその要求を拒否したため、
少年は祖母をハンマーで撲殺しました。
その他、少年は過去にも家族から
金品を盗むという卑劣な行動を起こしていました。
事例②
2024年2月、インド北部のウッタル・プラデーシュ州でも、
ゲーム目的で家族から大量の借金をしていた24歳男性が、
借金返済目的で、保険金目当てで母親を殺害しました!
24歳男性の叔母はこの殺人に対して、
「甥のゲーム中毒が、私の妹の家庭を崩壊させた」
「妹は甥に良い教育を与えるために宝石を売り払った。
なのに、甥は妹を殺して、遺体を川へ投げ捨てた」
と涙ながらに語っていました。
このように、オンラインゲームが影響した
殺人事件が頻発していることにより、
インド政府はゲーム依存症問題について調査を開始しました。
インドでのゲーム依存症の原因
インドでのゲーム依存症の原因をこう語ります。
「強迫的にゲームの衝動に駆られ、精神的・身体的健康に害を及ぼします。
多大な時間と金銭を消費してしまい、
他の重要な活動ができなくなったり経済的負担に繋がります。」
インドの国立精神衛生・神経科学研究所で
インターネット依存症を扱う医師らによると、
「ゲーム依存症は新型コロウイルス感染症の流行後に
約200%も増加し、月30件にのぼる」という結果が出ました。
ここでコロナ禍による促進・原因が出てきており、
インドでもコロナ禍が大きく影響しているのが窺えます。
ゲーム依存症への対策案
インドにおけるゲーム依存症が拡大している中、
それに対する対策案を求める声も挙がっています!
これによると、世界最大のオンライゲーム市場でもある
中国の対策を見習うべきだと求める声が出ています。
中国におけるオンラインゲーム市場の状況ですが、
420億ドル規模のゲーム市場、6億7000万人近いユーザーを抱える一方、
厳しいゲーム規制を設けているようです。
新たな規制の1つとして、
未成年者に厳しいプレイ時間の制限を設けたり、
中国政府による認可を一時停止することで
新たなゲームのリリースを遅らせるなどの措置をとっています。
全てを受け入れろと言うわけではありませんが、
インドも中国の対策案・防止案を参考にしつつ、
ゲーム依存症を少しでも無くせる動きをとって頂きたいものです。
そうすれば、殺人を起こることも無かったのかもしれません。
最も、自分やその周辺への人生を崩壊させることも無かったのかもしれません。