先日、ゲームの課金代行により逮捕者が出ています。
今回の逮捕容疑はかなり複雑な内容となっており、
電子計算機使用詐欺容疑にあたります!
逮捕容疑も含め、課金代行の仕組みとは、
一体どういったものなのでしょうか?
逮捕容疑・内容
SEGAのオンラインゲーム内で使用する通貨を騙し取った疑いで、
中国籍の男性32歳が逮捕されました。
逮捕内容は、ゲーム内のコインなどの
アイテムを購入する「課金代行」を行っており、
SEGAに限らず、複数の会社を経て
2021年12月~2023年8月で約3,500万円以上を騙し取りました。
これは、セガのオンラインゲームで使用するポイントを
騙し取ったということにもなるので、
「電子計算機使用詐欺容疑」の疑いで逮捕されました!
逮捕された中国籍の男性32歳によると、
「詐欺じゃない」と容疑を否認しております。
課金代行の仕組み
逮捕された中国籍の男性32歳は、
ゲームのアカウントなどを売買するサイト
「リアルマネートレード(RMT)」で
ゲームユーザーから課金代行を請け負い、
正規料金の20分の1の価格で客を募っていました!
今回の逮捕容疑を上図に当てはめると、
逮捕された中国籍の男性32歳は、
2022年12月上旬、ゲーム会社「SEGA」のサーバーに虚偽の情報を送信し、
8万円分のオンラインゲーム内通貨を騙し取りました。
その騙し取り行為に気づいた「SEGA」は、
2023年1月に警視庁へ被害申告し、捜査する展開になりました。
「SEGA」は他にも被害を受け、
被害総額は2022年秋以降、複数タイトルで約1億3千万円と莫大でした。
ゲームの遊び方に注意喚起
今回の事件を通して、警視庁からのコメントが出ています。
「課金は正規で行うように。課金代行は罪に問われる。
RMTサイト内では多くの場合、ゲーム規約で禁止されているので、
ゲーム規約に応じた遊び方をして欲しい」
ゲームを楽しく遊んでいる方々に失礼です。
このようなことが以後起こらないように心がけてほしいものです。