ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、
2024年9月6日(金)に新作ゲーム「CONCORD(コンコード)」の
販売中止・サービス中止を発表しました!
CONCORDは、2024年8月23日(金)に
PS5とPC(Steam)で発売されたばかりでした。
そうなると、サービス・販売開始から
わずか2週間という異例の早さで中止する形になったわけです!
SIEは中止後は、どのように対応するのでしょうか?
SIEのメッセージと全額返金対応
CONCORD(コンコード)の中止するにあたり、
SIEからメッセージが以下にて掲載されました!
ゲーム体験の多くはプレイヤーの共感を呼びましたが、
他の側面と最初のリリースが意図した通りにならなかったことも認識しています。
したがって9月6日からゲームをオフラインとし、
より効果的にプレイヤーにリーチできる選択肢を検討することに決めました。
その後、購入者に対して、全額返金する予定との報道がありました!
CONCORDがサービス・販売中止の理由
どうして、異例の早さでサービス・販売中止が発生したのでしょうか?
基本無料プレイゲームではない
CONCORDは、完全に新規IPのゲームなので、
基本無料ゲームで参入するはずが、4,480円で販売なので、
最初から買い切り型で対応しているのが汚点と出たようです。
同ジャンルの他のゲーム「オーバーウォッチ2」や「VALORANT」は、
基本無料でプレイと気軽なのに対して、
最初からお金を出して払うハードルが出ている点は拭いきれなかったようです。
キャラクターデザインの評判
キャラクターデザインは多様性を力に入れたようですが、
発売前から評判が良くなかったようです。
特に、X上では「見た目がひどい」「愛着が湧かない」
「売れると思うほうがどうかしている」と
酷評を嘆いているユーザーが多く存在していました。
ユーザー数が少なすぎる
SIEからCONCORDの出荷数・プレイヤー人口数は非公表ですが、
Steam版での同時接続数は、かなり少なかったと報道されています。
サービス終了が発表される前の
2024年9月2日(月)午前10時ごろ(日本時間)では、
同時接続数は98、24時間ピークは120でした。
それだけではなく、発売以降の最大のピークでも697だったので、
発売直後のオンラインゲームにしては、かなり不人気だったことが窺えます。
CONCORDは、開発を8年かけて制作されたゲームなのに、
プレイしてみては酷評そのものにより、販売中止へと繋がりました。
今回の例は、めったに見ない大失敗として扱われており、
SIE内でもゲーム史上最大の失敗として捉えているようです。
今回の失敗をどう活かせるのかが見どころになるかもしれません!