【速報】任天堂がマジコン裁判で、完全勝訴しました! 損害賠償9,562万円の請求も認めることに!

R4

任天堂は、ニンテンドーDSで起動する

「マジコンR4」と呼ばれる装置を輸入していた業者と争っていた裁判で、

最高裁判所で無事に勝訴することが出来ました!

 

 

 

その前に、「マジコン」とは・・・

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ニンテンドーDS向けなどに販売されている非正規品であり、

マジコンを利用することで、ネットで出回っている違法コピーデータで

ゲームソフトで起動することが出来てしまいます。

つまり、その違法コピーデータとマジコンとDS本体さえあれば、

無料でゲームプレイ出来てしまうということです。

 

マジコンを利用してDSのゲームをする順序方法を説明すると、

 

1,ネットにあるゲームのコピーデータをMicroSDにコピーする。

2,そのMicroSDをDS用マジコンに装着する

3,2の状態でマジコンをDS本体に差し込む。

4,電源を入れれば、無料でゲームプレイ出来るようになる。

 

以上のようになります。

私もマジコンを利用したことが無いだけに、実感が湧きませんが、

本来ゲームソフトはお店などでお金払って購入すべきなのに、

このマジコンという装置のせいで、無料でゲームできるようになるのです。

 

これでは、任天堂に限らずゲーム販売業者にとっては大きな損害を生じるので、

こんなことは絶対に起こってはならないことは当たり前です!

この実態に気づいた任天堂はどのような経緯で裁判を勝訴したのか?

 

 

任天堂の裁判の完全勝訴まで~7年かかった戦い~

2009年2月、任天堂はマジコンの輸入業者に対し、

不正競争防止法に基づき、上記の行為の差し止めと損害賠償を求めるために、

東京地方裁判所で裁判を起こしました!

その結果、東京地方裁判所よりマジコンの販売禁止を命じました。

 

2013年7月、上記の行為と総額9,562万円の

損害賠償金(一部請求額の全額)の支払を命じる判決が下されました!

 

2014年6月、一部の被告より控訴されたものの、

知的財産高等裁判所は任天堂の主張を認め、控訴を棄却する判決を下しました!

 

2016年1月12日、一部の控訴人より上告受理の申し立てが行われましたが、

最高裁判所より上告を棄却するとの決定が下されました。

これにより、第一審判決が無事に確定できました!

 

今回の判決により、マジコン輸入販売行為に刑事罰が適用されるだけでなく、

正規販売業者(この場合、任天堂)への損害及び、

輸入販売業者が損害賠償請求を認めるという画期的な決定が下されたこととなります。

 

任天堂はこの第一審判決の確定したことで、

・ゲーム業界全体にとって極めて重要な判決・決定であると認識している。

・マジコン等の不正な装置に対して、民事・刑事の手段を問わず、

 今後も継続して断固たる法的措置を講じる所存である。

以上のように、強い気持ちでコメントしておりました!

 

 

任天堂の勝訴で万歳!万歳!

当たり前のことですが、私もこの判決で勝訴したことは本当に良かったです!

実は、マジコンは任天堂が裁判を起こしたずっと前から存在しており、

任天堂が知るまでの間、DSソフトをマジコンを通して

無料でゲームする人がかなりいることを考えると心が痛みます。

 

今回は無事に請求が認められ、被害は最小限に収められました。

もし、このままにしておくと、被害がさらに大きくなり、

最悪の場合、任天堂の経営が危ぶまれていたかもしれません。

 

そもそも、違法コピーデータを利用して

無料でゲームプレイできるという行動自体がバカバカしいと言いたいくらいです。

開発した人は一体何を考えていたのでしょうか?

 

ひとまず、任天堂が無事であったということが何よりも一番嬉しいです。

 

 

コメント

  1. 匿名 より:

    タイトル内の「9,562億円」は「9,562万円」の間違いでは

  2. tatekyoya より:

    管理人 タテキョーヤより

    こんにちは
    タイトルの件、訂正いたしました。
    間違いを指摘して頂きまして、誠にありがとうございます!

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